新下駄配列

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新下駄配列(しんげたはいれつ)は、日本語入力用キー配列の一つ。同時打鍵シフト方式のオリジナル配列である。下駄配列とは、コンセプト上の共通点はあるが、配字における共通点はほとんど存在しない。打鍵効率に優れるが、同種のかな入力用キー配列の中では習得難易度は高めだという意見がある。

特徴[編集]

新下駄配列の特徴は次の通り。

  • 100万文字の統計データに基づき[1]、出現頻度と連接頻度を基準として打鍵効率を重視した配字が行われている
  • 打鍵が困難なキーへの頻出文字の配字を避け、打鍵効率の向上を図っている
  • 使用キーは、QWERTY配列においてアルファベットが配置されている3段であり、親指は使わない
  • シフトは文字キー同時打鍵で、シフトキーは中指ホーム、薬指ホームおよびその直上のキーである
  • 濁音・半濁音・拗音を同時打鍵1動作で入力できる

下駄配列との相違点[編集]

下駄配列との相違点は次の通り[2]

文字の配置[編集]

  • 下駄配列は新JIS配列月配列2-263式、月配列U8版を原型としていたが、新下駄配列はオリジナルの配列である
  • 清音と濁音を互いに関連性を持たない別キーに配置した(清濁別置)
  • 拗音文字・出現率が非常に低い拗音・一部記号を最上段に配置した
  • [U]を打鍵困難なキーと見なし、頻出文字の配置を避けた
  • [BackSpace]を配列内に取り込んだ

シフトキーの割り当て[編集]

  • シフトとなるキーを6キーに限定し、中でも拗音は右手シフトの2キーに統一した
  • 誤認識を避けるため、異なる指を使うキーの同手同時打鍵は廃止した

配列表[編集]

新下駄配列の配列表は下記の通り[3]

単打面[編集]

ファイル:Shingeta unshift.png

中指シフト面[編集]

ファイル:Shingeta d k midshift.png

赤丸と赤文字、青丸と青文字の同時打鍵により文字を入力する。 赤丸と青丸の同時打鍵の場合、「れ」が入力される。

薬指シフト面[編集]

ファイル:Shingeta s l ringshift.png

赤丸と赤文字、青丸と青文字の同時打鍵により文字を入力する。 赤丸と青丸の同時打鍵の場合、「さ」が入力される。

拗音シフト面[編集]

ファイル:Shingeta i midshift.png

ファイル:Shingeta o ringshift.png

赤丸と赤文字の同時打鍵により文字を入力する。

対応アプリケーション[編集]

Windows[編集]

  • 姫踊子草 / 繭姫
  • DvorakJ
  • のどか
  • やまぶきR

Macintosh[編集]

脚注[編集]

  1. 開発データ
  2. 開発者ブログ記事
  3. 開発者公開画像

外部リンク[編集]

 

ウィキペディア無し small.png ウィキペディアにも「新下駄配列」の項目が執筆されていましたが、削除されてしまいました